【フィリピン留学】日本人経営と韓国人経営の違いとは?

フィリピン留学

フィリピン留学では、学校を選ぶ際に経営者の国籍も参考にすべきです。
なぜなら、それが学校のカラーとして、大きく影響するからです。

そこで今回は、フィリピン留学に多い韓国人経営と日本人経営の学校を4つの点から比較します。

食事について

食事 料理
食事に関しては、日本人経営が断然、美味しいです。
受け入れている生徒が日本人が中心なので、日本食を提供したり、現地の料理を日本人の好みに合うように工夫されています。
また栄養バランスを考えて、野菜やサラダを積極的に出すようにしているところもあります。

そういったことから日本人経営の学校は、留学中の食事を重要視している傾向が強いです。

韓国人経営の学校では、生徒の比率が韓国よりのため、頻繁に韓国料理が出されます。
辛いものが苦手という人には、少々つらいかもしれません。

韓国人経営の学校は留学費用の安さを売りにしています。
そのため、当然食事のコストカットを行っています。
おかずの個数やおかわりを制限をしたり、さらには同じようなメニューを何度も出すようなところもあります。

実際、留学してみるとわかるのですが、良い意味でも悪い意味でも食事がもたらす精神的、身体的影響は大きいです。

いい加減な食事が提供されるような学校だと、食事のたびにストレスを感じます。
食事の内容を見て、食べない人さえいるのです。
その場合、カップラーメンを食べたり、外食したりとお金と時間を消耗することになります。

美味しい食事を提供するようなところでは、それが勉強への活力となり、滞在中の励みになります。

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授業について

授業 勉強

日本人経営の学校では、日本人の特性を踏まえたカリキュラムを提供しているところがあります。
会話に特化したい場合、そういったところを選択するのもいいでしょう。

韓国人経営の学校は、TOEIC、TOEFL、IELTSなどのテスト対策に強い学校です。
韓国は学歴社会なので、少しでも就職に有利になるよう、そういった資格取得を重視されます。
そのため、テスト対策に力を入れており、実績も豊富です。

しかし、その学習環境は厳しく、強制自習の時間を設けたり、1日10時間以上の授業を展開するスパルタ形式です。
これには、韓国人の親が子どもを勉強漬けして、学校に縛りつけたいという背景があります。

果たしてそれが結果として、英語の伸びに繋がるかというと話は別です。

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生活について

生活 規則

施設面においては、日本人経営の学校は綺麗なものが多いです。
フィリピン留学に参入してから、歴史が浅いということもあり、建物自体は古くありません。

また学校の規則が柔軟で、門限がなかったり、校内で飲酒できたりと生徒の自主性に任せているところもあります。
なので、自由に行動したいと考えるひとには、日本人経営の学校が合っていると言えるでしょう。

韓国系の学校は、先ほどのスパルタと関係しますが、平日外出禁止のところが多く、週末も門限が設定されています。
窮屈に感じるかもしれませんが、ついつい遊びすぎて勉強が疎かになるという人には、こういった環境で英語に集中するほうがいいかもしれません。

韓国系の学校では、敷地内にジムやプール、売店などがあり、行動を制限されても快適に過ごせるように配慮されています。

費用について

費用 留学

留学費用は学校によって様々ですが、韓国人経営の学校の方が比較的安いです。
価格が安い分、コストカットのために食事のクオリティや施設のメンテナンスを疎かにしているところもあります。

日本人経営の学校は、食事や施設などの生活の快適さにもこだわっているため、費用は少々高くなります。
生活の質にこだわる社会人やシニアの方は、日本人経営の学校がおすすめです。

とにかく、価格重視で費用を抑えて留学したい学生には、韓国人経営の学校で検討するのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

留学に何を求めるかによって、どちらの学校が合っているかは人によって異なります。

留学費用を極力抑えたい、厳しい環境で勉強がしたい、多国籍な環境でいろんな人と仲良くなりたいという方は、韓国人経営がおすすめです。

勉強だけでなく、生活の質もこだわりたい、自由な環境で生活をしたいのであれば、日本人経営の学校を検討しましょう。

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