皆さん、フィリピン人についてどのようなイメージがありますか?
私自身はフィリピンに行くまでは、特にこれといったイメージはありませんでした。
しかし、彼らと出会ってからその性格と特徴に衝撃を受けました。
同じ人間なのに、国が違うだけでこんなにも違うの!?と。
彼らの性格や特徴を知っておくことで、考えを理解したり、付き合い方を知るヒントになります。
それはフィリピンでの留学生活や旅先で大いに役に立ちます。
というわけで今回は、そんなフィリピン人の性格と特徴についてお話します。
陽気で気さく
フィリピン人は、笑顔を絶やさない、気さくでフレンドリーな性格です。
街を歩いていると気軽に挨拶をしてくれたり、困っている様子を見ると話しかけてくれます。
それは、フィリピン留学で行われる授業も同様。
マンツーマン授業では先生と生徒の1:1ですが、緊張することなく、話しやすい雰囲気があります。
そんな彼らは面白いこと、楽しいことが大好き。
授業中でも冗談を交えながら、上手く会話を引き出してくれます。
日本よりも貧しい国なのに、日本よりも幸せそうに見えると驚く方がいます。
それはきっと、彼らのそういった国民性があるのかもしれません。
女性がよく働く
フィリピンでは、女性が家の大黒柱といっても過言ではないくらい、よく働きます。
一方、男性陣は家族や子どもがいても無職だったり、フラフラしているそうです。
男性がそんな感じだと、女性が必死で働くのも無理もないでしょう。
以前、フィリピンのクラークで日系企業様を訪問したときに、駐在員の方がおっしゃっていました。
スタッフを雇用する際は、真面目に働く女性を敢えて採用するようにしていると。
そこで働いているスタッフの9割以上が女性だそうです。
考えてみると、語学学校の講師の割合も女性のほうが圧倒的に高いです。
先生の男女比率には、そんな理由があったのかと納得しました。
家族を大切にする
フィリピンでは恋人よりも、友達よりも一番に大切にしているのは、家族です。
家族と過ごす時間を最も大事しているので、誕生日やクリスマスのようなイベントを家族と一緒に過ごすことを優先します。
むしろ、そこで恋人を選ぶような人は、結婚相手として失格だそうです。
また金銭面でも、家族や兄弟がお互いに支え合いながら生活をしています。
働いたお金を自分のためではなく、家族や兄弟のために使うことは普通なのです。
時間にルーズ
フィリピンでは、人に関してもそうですが、物事が予定通りに進むということはありません。
待ち合わせに関して言えば、まず時間通りに人は来ません。
仕事以外では、時間に間に合うように行動する習慣がないため、遅刻の常習犯です。
1時間以内の遅刻は、よくある話です。
インフラが整っていないことも理由の一つなので、仕方ないと割り切るのがいちばん。
フィリピンでの時間の感覚は、そういうものだと思って付き合いましょう。
自撮りが大好き
携帯のフォルダは、とにかく自分の写真だらけ。
SNSでも自撮りを大量にアップしています。
自撮りへの追求心からか、SNSのアカウントの写真が変わることは、日常茶飯事です。
携帯のロック画面もホーム画面も自分の写真なんてことも。
どんだけ自分のことが好きなんだよ!
とツッコミたくなりますが、これがフィリピンのスタンダードです。
匂いに敏感
フィリピン人は、汗の臭いや体臭にとても敏感です。
1年中温暖なフィリピンでは、朝・昼・晩と1日3回シャワーを浴びたりします。
それくらい体を清潔に保つことに気をつけています。
そのため、留学中には生徒から汗の臭いがしたり、お風呂に入らず授業を受けると先生からクレームが入ることがあります。
意外かもしれませんが、実際にそういったことが起きています。
汗の臭いや体臭は自分では気付きにくいものなので、汗をかいたと感じたら、ささっとシャワー浴びて清潔感を保つよう心掛けましょう。
噂話が大好物
フィリピン人に内緒話は、絶対に禁物です。
次の日には、全員に知れ渡っているくらい、くちが超軽いです。
しかも、拡散力抜群!
どんなに信頼している人でも、知られたくない内容はフィリピン人に話すのはNGです。
あとで嫌な思いをすることになります。
トラブルの原因にもなるので、話す内容には十分に注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
以上、フィリピン人の代表的な性格と特徴をあげてみました。
もちろん、全員が全員当てはまる訳ではなく、一般的な彼らの特徴です。
日本の常識は海外では非常識です。
何でも自分の基準に当てはめず、相手を理解し、受け入れることが大切です。