フィリピン留学で来たばかりの頃は、やる気に満ち溢れて勉強に力が入ります。
しかし、学校生活にも慣れ、英語力が停滞する時期に入ると入学した頃の新鮮な気持ちが薄れてきます。
授業を受けていても身が入らず、予習復習もサボりがちになり、それが英語の伸びにも反映し、悪循環を起こします。
今回は、そういったモチベーションの低下に落ちいったときの対処法を4つご紹介していきます。
目標を明確にする
英語を学ぶ理由は、人それぞれです。
ただなんとなく、英語が話せるようになりたいという動機だけでは、長期的にモチベーションを保つのは難しいです。
大切なのは、「英語を使って何をしたいのか」ということです。
その目的は具体的であればあるほど、学習するモチベーションに繋がります。
例えば、TOEICのテストのように明確な数値目標があるといいでしょう。
2018年の12月までに800点を目指す!など。
英語を使って就職したい人は、自分がやりたい仕事は一体どれだけの英語力を必要とするのか調べてみましょう。
仕事について、いろいろ調べるうちに、いつの間にか自分のやる気スイッチが入ります。
目標が明確になれば、それを意識するためにも紙に書いて壁に貼ったり、携帯やパソコンの待ち受けにしちゃいましょう。
また自分の目標を先生や友人に明言するのもおすすめです。
やらざるを得ないプレッシャーで頑張れます。
とにかく大事なのは、英語というツールを使って、自分は何をしたいのかイメージすることです。
グループクラスに参加する
英語中級者レベル以上になると、周りともスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。
そして、自分は英語を話せている気分になります。
これ以上英語力が伸びるのかと感じ始めるのが、丁度このあたりです。
ここからさらに英語のスキルを上達させるには、停滞期を乗り越える必要があります。
そんな英語中級者の方に、是非ともおすすめしたいのがグループクラス。
今までのマンツーマンクラスとは違い、ディスカッションやプレゼンテーション形式で授業が行われます。
グループクラスでは、他の生徒の意見や自分とは異なる英語の表現に触れることができます。
そこには、新たな発見や気付きに溢れています。
自分の英語力はまだまだだなと見直すきっかけになったり、周りの生徒がいいライバルとなり、モチベーションを高めてくれます。
コースを変更する
半年間留学するような長期の方は、特にモチベーションの維持が難しいです。
半年間も英会話を勉強するのは、正直飽きてしまいます。
そういった人におすすめなのが、コースの変更。
スタートが英語初心者なら、最初の3ヶ月は英会話のコースを受講。
4ヶ月目からは、TOEICやIELTSのテストに特化した勉強に切り替える方法があります。
TOEICのスコアは、帰国してからの就職に活用したり、英語力の伸びを表すひとつの指標になります。
IELTSは、海外留学や移住に必要となるので、海外に興味があるという人には勉強しておいて損はないです。
ちなみに、どちらもフィリピンでテストが受けられます。
帰国後の選択肢や可能性を広げるために、長期留学であれば、途中でコースを変更するのもよいでしょう。
実際に、留学中にコースを途中から変更する方はいます。
変更のタイミングとしては、英語が中級レベル以上で文法の基礎がばっちり固まってればOKです。
旅行へ出かける
平日も週末もずっと学校にこもって、勉強を頑張る人がいます。
4週間未満の留学であれば、そのような生活でもなんとか集中力は持ちます。
しかし、中期・長期の留学になれば、勉強と常に向き合う生活は苦しくなってきます。
留学生活には、適度な休息も必要です。
一泊二日で綺麗なビーチに出かけるもよし、思いきってフィリピン国外に飛び出して、海外旅行するもよし。
普段の生活とは距離を置くことは、最大の気分転換になります。
そして、また次の日から気持ちを切り替えて頑張る。
そのほうが勉強に身が入り、いいスタートを切れます。
たまには出掛けて、外の空気を思いっきり吸いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
モチベーションの低下は、誰にでも起こりえます。
そのときに何もぜず過ごすのではなく、こうした対応をすぐに行うことが大切です。
一番もったいないのは、モチベーションが低下したまま、卒業を迎えること。
ある一定のところから英語力が変わらなかったという生徒をよく見ています。
なんだか最近、勉強に力が入らないと感じたら、ぜひ試してみてください。