学校選びでひとつの参考になるのが、実際に滞在している人の声です。
どんな人がその学校に向いているのか、留学に求めるものによって異なります。
今回は、仕事と家庭を持つ女性の方にインタビューを行いました。
もともと海外旅行が好きでそこで英語の勉強に興味を持ち、お子様の手が離れたことをきっかけに留学を決意されました。
留学にいたった経緯、その目的、友人塾での生活についてお話を伺います。
オプション:英語留学
コース:マンツーマン6時間
期間:2週間
目次
留学では、食事の質も大事
個室であること。
ご飯が美味しいところ。
この3つの条件で探していました。
遊びに来る訳ではないので、セブのようなリゾートには初めから行く気はなかったです。
そうなると、空港の近くになるんですけど。
関西空港からだと直行便がマニラ空港とクラーク空港へ飛んでいるので、その近辺の学校で考えました。
最初はマニラで探していました。
だけど、写真などで見ると街や風景があまりきれいではなかったんです。
観光地がいい訳ではないですが、雑居ビルのなかで勉強するのは嫌だったんです。
それでクラーク周辺の学校で探しました。
その際、日本人経営の学校で探していました。
言葉が通じないと困るのと、日本食がいいと思ったので。
それで、友人塾を見つけました。
いろんな学校のホームページで食事がアップされているのを見たり、ネガティブな口コミを見たりすると、そんなに美味しくないのかと思うようになりました。
もともと私自身、フィリピンの料理が美味しいイメージがなかったです。
毎日ご飯が美味しくないことをイメージしたり、周りの口コミを見ていると食事の質も大事だなと思うようになりました。
では、次に今回の留学の目的を教えてください。
その時に「良かった」という声を聞いていました。
個人的に英語を勉強するなら、絶対にマンツーマンがいいと思っていたんです。
もう社会人を何年もやっていて、英語が決して得意ではなかったので。
グループクラスのような周りがペラペラ話す中でやる自信はなかったです。
特にはじめはグループクラスだと話しづらいと感じる方は多いです。
落ち着いた環境を選んで正解!
環境に合えばいいですが、合わなかったら、いづらいなと思いました。
学校を探す際に、学生の年齢層も気になりましたか?
学生のノリについていく自信はなかったので。
あとは、英語を勉強しに来ている大人の人と知り合いたかったというのもあります。
あっ、今これを思い出しました。笑
それでは、友人塾の生活に移りたいと思います。
今回、滞在されたお部屋はどうでしたか?
設備についても、エアコンもトイレのウォシュレットもついているので。
毎日、きれいに掃除してくれるのがいいですね。
あと、洗濯をしてくれるのもかなりポイントが高いです。
他の学校は違いますよね?
他のところで平日毎日、掃除と洗濯をするところは見たことがないです。
洗濯物がきれいに畳まれて返ってくるし、ベッドのシーツも変えてくれるので快適でした。
8割くらいはフィリピン料理だったと思うんですけど、それがすごく良かったです。
その地域の料理を美味しく食べたいだけなんです。
その国の食文化を味わえるのはいいことです。
逆に、日本食よりも友人塾の食事のように美味しければ、その国の料理のほうが好きです。
セルフで食事を取れるスタイルの方が食事の調節ができます。
生徒の人数が少ないので。
ここでしか出来ないサービスだと感じます。
手厚くサポートしてもらっている感覚は満載です!
不安だったり、心細さは全然ないと思います。
授業数は、自習の時間も考慮して選ぶべし
1日6時間のマンツーマン授業でしたね。
各授業に対する予習復習の時間が必要になるので。
5時間ないし、4時間でも良かったと思います。
しっかり授業の準備をして受けた方がより効果が出ると感じました。
その日、学んだことを復習して、次の日の予習をしっかりした方がいいと思いました。
それで、文法書で勉強するようになってから理解できるようになりました。
旅行で必要なコミュニケーションを知りたかったのでそれで良かったと思います。
引き続き、単語の勉強も必要ですが、質問の仕方、依頼の仕方の定型などはわかったので使えると思います。
今回の留学で英語を話すことへの抵抗感はなくなりました。
では次に、授業の後はどのように過ごされていましたか?
後半は余裕が出てきたので、文法の重要性に気づいてから、文法書を読むようになりました。
あと、自転車をレンタルして、早朝や夕方にサイクリングをしていしました。
それから、お話をしたりとかですね。
私がイメージしていたフィリピンの田舎と全く違う場所でした。
実際は日本の田舎町に来たような感じです。
でも、イメージしていたよりもきれいです。
私は観光地よりも、何でもない場所の何でもない風景が好きなので、私にはドンピシャでしたね。
町にも日本人がいないので、新鮮でした。
ターラックは田舎町ですけど、生活に困ることはなかったですか?
移動手段を知ってしまえば、意外とジプニーやトライシクルも簡単に乗れるので。
フィリピンを旅行しに来たと思えば、そういった体験ができていいです。
町中から少し離れているから、落ち着ける部分もあるので。
ですが、会話のテンポについていけず、ショックを受けて帰ってきました。
その日は疲れて、午後はほとんど寝ていました。
次の日は、復活して一緒にマッサージに行きましたね。
ちなみに、土曜日の町に出たときに得た気づきは、月曜日からの授業で何か活かされましたか?
これだけ練習すれば、きっと言えると思っていたところがあったので。
実際、レストランに行ったら、私が英語が話せないことを知らない人が容赦なく、英語で話しかけてきます。
そのおかげで、授業の中で、自然なスピードを心掛けたり、もっと練習しなくてはいけないことがわかりました。
そういった意味では、最初よりもモチベーションが上がりました。
あとは、英語に対して長く付き合っていこうと思うようになりました。
短期ですぐにできるようにはならないと思ったので。
留学は、勉強するモチベーションを保つ場所
私もそうですが、長く付き合っていくものだと思います。
日本で単語や文法を覚えて、ここでコミュニケーションが前よりも取れるか試すような感じで。
一人ではできない発音の練習や言い回しについても、マンツーマンなら勉強もできます。
今回の留学で英語に対する向き合い方が変わりました。
友人塾は、田舎のリゾート!?
到着1日目は、クラークのホテルに泊まりましたが、そこのホテルで1週間生活するのは厳しいと感じました。
町から少し離れたローカルなところで、ご飯を食べるのも大変でした。
その時に、フィリピンでの生活に不安を感じました。
予め、ある程度はネットでフィリピンの情報を得ていましたが、写真通り、こんな感じだよねと思いました。
そして翌朝、ターラックへ移動しました。
その時は、いい意味で思っていたフィリピンのイメージと違いました。
友人塾のある場所は、田舎で景色がきれいで、建物もきれいで。
治安の良さを感じました。
友人塾の周りにお店はないですが、一度、必要なものだけ揃えておけば、特に困ることはないです。
外食したいと全く思わなかったので。
不便ではなく、逆に日本のリゾートで優雅な休日を過ごしている感じです。笑
そこにプラスαで英会話がついてくるような。
ここに来るまでは全体的なイメージは掴めなかったので。
写真だって、全ては信用できないので。
そういう意味では、ここまできれいで静かだとは思わなかったです。
私のイメージでは、友人塾はザ・フィリピンではないです。
田舎のリゾートって感じです。
のんびりできて、私は好きです。
どこに出かけたという訳ではないと思いますが。
日本にいたら話さないような人たちと話せたことが面白かったです。
たまたま私が来たときは他の同年代の留学生の方がいなかったので、そういった人たちと話せなかったのは少し残念でしたが、その他の目的で滞在されている方と話すことができたので。
逆に、ラッキーだったと思います。
オーナー夫婦だったり、学校のマネージャーとこんなに話すと思っていなかったです。
逆にこんなに話して大丈夫かなと思っていました。
うちにとっては、これが普通なんです。
学生との関わりを大切にしているから生徒の受け入れを10名までにしています。
とても手厚いと感じました。
もともとの英語留学のイメージとは、だいぶ違いましたね。
いい方にかけ離れていました。
英語学校ですけど、話すことは英語のことだけではなく、人生の話やいろんな話ができます。
それが面白かったですね。
他の学校だったら違ったかもしれませんが、学校にもいろんなカラーがあるんだと思いました。
ここは話ができるゆとりがありますよね。
私にとっては、新しい気づきですね。
学生とのこのスタンスが当たり前だと思っていたので。
英語だけでなく、他の意味でも楽しんでいました。
英会話プラスα他にも楽しいことがあった感じです。
では逆に、要望だったり、改善点等があれば、教えてください。
今回、私はピンポイントのシチュエーションでレッスンをお願いしましたが、実際のところ、自分にはそれが一番合っていたのかはわからないので。
でも、それはなかなか難しいですよね。笑
あとは、自分の首を絞めてしまいますが、授業の初めに短時間のテストがあってもいいと思います。
会話を覚えるみたいな。
学生をずいぶん離れていると、勉強の仕方がよくわからないので、これだけは絶対に覚えてと言われたほうがわかりやすいです。
私の英語レベルでは、何が大事なのかも不明確なので。
課題を与えて、テストでそれがうまくできなかったら何度もするような厳しさがあっても良かったかもしれません。
何をしたらいいかわからないという人には、より明確な勉強の仕方を提案してもいいと思います。
社会人だと何年も勉強から離れているひとが多いと思います。
同年代の旅行好きにおすすめ!
それでは、どんな方に友人塾をおすすめしますか?
英語はそんなに話せないけど、海外旅行に行く方が結構います。
だけど、どこかでもう少し英会話ができたら、もうちょっと違う楽しみがあるかなと思う人が何人かいます。
留学に来る前にも、学校がどうだったか教えてねと3人から問い合わせが来ています。
学生はフットワークが軽いけど、この年代や社会人は自由に使える時間が限られているので。
だからと言って、日本の英会話教室はマンツーマンレッスンではないので、自己嫌悪になって帰ってくるパターンが多いんです。
でも、マンツーマンだったらいいかなと思う人は多いです。
実際に海外に行って困ることもあるので、英語が使えたらと思っています。
もし英語ができたら、情報量が増えるし、コミュニケーションが取れるのにという思いを経験している人たちなので。
留学中にも、学校について他の人から連絡が来たりしています。
興味のある人は私の周りには多いです。
あとはもう少し年代が上の方で時間やお金に余裕のある方も。
「今更、私が英語の勉強なんて」という方にもいいです。
年齢が上だからこそ気になると思います。
フィリピンに対して、クリーンなイメージがないので。
あとは、私くらいの年代だと若い学生のなかに放り込まれるのはワサワサして落ち着かないです。
かといって、ビジネスマン系ともまた違うし。
浮いてしまうんじゃないかという不安や、日本の英会話教室にも恥ずかしくて行けないというのはあります。
フィリピンでそういった学校を探しても、あまりないですよね。
あとは、値段ですね。
それなりにお金を出せばいい環境は手に入りますが、安いからフィリピン留学を選んでいるのに、それをすると結構高いですよね。
コスト的にも、設備的にもここは高いと思わなかったです。
若い学生が行くところよりは、若干高いですが、個室が用意されているので。
お金を払って、この環境を買ってよかったと思います。
フィリピンの家族観や文化を知れたり、思いのほかのんびりできました。
良い休暇が取れました。笑
面白かったですよ!
想像していなかった出来事がたくさんあって面白かったですね。
とても心地よかったです。のんびりできました。
1日3食で掃除洗濯付き。
自己啓発もできる。
普段おしゃべりできない人たちと話せる。
これはかなり刺激的です。
それにホームステイのような形で勉強するって、普通はないですよね。
程よい、大人ならではの距離感がある
そういった意味では貴重な経験だったと思います。
かと言って、干渉しすぎるわけでもなく。
話したいときには話せるし。
周りに合わせなきゃいけない空気がなくて良かったです。
程よい距離感がありました。
大人ならではの距離感がいいです。
長く滞在する中で疲れない。
プライベートが守られている空間です。
勉強して、リベンジしたいですね。
それを日本での英語を勉強するモチベーションにしたいです。
ここに短期間でもいいのでまた留学して。
1週間でもいいので、成果を試しに行きたいです。
関西空港からクラーク空港だと、そんなにチケットも高くないので。
空港からピックアップサービスを使えば、ここまで30分なので気軽です。
今回は、自分自身の力で学校まで行きたかったのでピックアップは使いませんでしたが。
今思えば、かなりのロスタイムでしたね。笑
でも、クラークでの宿泊があったからこそ、よりここが輝いて見えたので。
それはそれで良かったです。
それでは、最後に留学を考えている方にメッセージをお願いします。
若い人は、逆に人が多い所に飛び込んだ方がいいと思います。
と言いつつも、自分の子どもにはここをおすすめします。笑
人によるということですね。
私は良かったよと言いますね。
うちの娘は、ワサワサした人が多いところに飛び込めるタイプではなく、シャイな子なので、大きい学校は嫌いになっちゃうと思います。
楽しむ前にしんどくなるのが先になると思います。
それだったらのんびりできるところで、海外でのホームステイが体験できる場所として使いたいです。
さらに、英会話が付いているので。
ホームステイとして、自分の娘には使いたいですね。
ここは逆に、ガンガン英語を勉強やりたいという人には不向きだと思います。
厳しくはないので。
留学は長期でするものと思いがちですが、短期で気軽に来ることも出来るので、私の年代におすすめです。
また5月のマンゴー留学をお待ちしています。笑
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回のミカさんのように子どもが成人し、自分の時間を確保できるようなった年代の方が仕事を調整し、来られることが増えています。
英語留学は長期だけに限らず、気軽に短期で来ることもできます。
ミカさんが「英語は短期的な習得ではなく、長期的に付き合うもの」という素晴らしいコメントをされていました。
まさに、言語習得はその通りだと思います。
焦らず、地道に継続していくことが大切です。
まずはその第一歩を友人塾で踏み出してみませんか?