現在、フィリピン留学を検討している方、これから留学をされる方にとって、フィリピンでの留学生活はまさに未知の世界。
不安が大きくて、行くかどうか悩んでいるという人もいるでしょう。
私も3年半前にバギオでフィリピン留学をしたときには、相談できる相手がおらず、今ほどフィリピン留学の情報もなかったのでかなり不安でした。
そこで今回は、フィリピン留学に関するよくある5つの不安とその対処法をご紹介します。
治安について
フィリピンと聞くと治安が悪い、危ない等とイメージしていませんか?
確かに、日本と比べると気を付けなければいけないことはあります。
しかしそれは、フィリピンだけに限った事ではなく、海外であればどこでも同じです。
しっかりと対策をすれば、危険から身を守れます。
その対処方は、以下の通りです。
- 地域でも危険とされる場所には、絶対に行かない
- 貴重品をポケットに入れない
- ネックレスや時計など高価なものは身につけない
- 歩きスマホをしない
- 音楽を聴きながら歩かない
- かばんやリュックは前で背負う
外国人は、フィリピン人からするとお金を持っているという目で見られます。
特に人混みの多い場所や観光地では、スリに狙われやすいので注意が必要です。
授業について
英語初心者の方は特に、授業にちゃんとついていけるのか、本当に英語が上達するのか不安だと思います。
しかし、フィリピン留学は英語が話せない初心者にこそ向いているのです。
マンツーマン授業では自分のペースで勉強できる
先生と生徒の1対1の授業では、 ひとりひとりの英語のレベルに合わせて学ぶことができます。
学習スピードが遅いという人でも、置いていかれることはなく、焦らず自分のペースで授業を進めることができます。
弱点や学びたい内容も個別に対応できるので、細かな要望が可能です。
またわからないところを先生にいつでも質問できる環境なので、効率よく学べます。
英語初心者に対応したカリキュラムがある
フィリピン留学をされる方のほとんどが英語初心者です。
なので、学校側もそれに対応したカリキュラムや教材を用意しています。
語学学校の中には、中級者以上向けやTOEICやIELTS等のテストに特化しているところもありますが、そういった学校でなければ、英語初心者の方でも安心して学習することができます。
食事について
フィリピン料理について言うと、日本人の好みに合って美味しいです。
しかし、揚げ物が多いので油っぽかったり、味が濃いので、毎日食べるのはすこし辛いかもしれません。
なので、そういったことを配慮して、食事を提供している学校もあります。
日本人経営の学校では、日本食が提供されたり、フィリピン料理を日本人が食べやすいように工夫しています。
不安な場合には、日本からスープやふりかけを持参するといいでしょう。
また現地のスーパーでカップラーメンやお菓子、フルーツ等を購入することもできます。
生活について
実際に現地で生活している中で何か困ったことがあったり、勉強について悩むことがあれば、学校のスタッフに気軽に相談しましょう。
日本人の特徴として、思っていてもそれを我慢したり、ひとりで悩んでしまう方がいます。
そうなると、肝心な授業に専念できなかったり、貴重な時間を無駄にしてしまいます。
周りに迷惑を掛けたくない、相手にどう思われるか気にしてしまう方がいますが、自分の力では解決できないときにはスタッフに相談しましょう。
そういった時のためにも、日本人のスタッフがいる学校を選択すると安心です。
日本人の正社員が働いている学校では、学生対応のサポートが手厚く、対応もスムーズです。
定期的に入れ替わる学生インターンで生徒対応を行う学校では、対応が不慣れだったり、サポートの質が安定しません。
友達づくりについて
留学先で友達ができるのか、孤立してしまうのではないかという不安な方もいるでしょう。
しかし、友達をつくるチャンスはたくさんあります。
ルームメイトと仲良くなる
複数人部屋の場合、そこで友達ができるパターンが多いです。
生活のことや授業のことを教えてくれるので、それがきっかけで仲良くなれます。
バッチメイトと仲良くなる
バッチメイトとは、同じ日に入学する学生のことを言います。
空港でのピックアップ、入学時のオリエンテーションやレベルテストを通して、あっという間に距離が縮まります。
同じ境遇にいるため親近感が湧きやすく、卒業時にもいちばん仲が良かったりするのは、バッチメイトだったりします。
アクティビティに参加する
学校で開催されるアクティビティ(イベント・旅行・ボランティアなど)に参加することも友達ができるきっかけとなります。
最初は勇気が入りますが、一人ぼっちになるということはないです。
みんな、英語を学びたいという同じ目標を持った仲間です。
とはいえ、自分から挨拶することが友達をつくる第一歩です。
国籍関係なく、笑顔で挨拶をすれば快く返してくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私もフィリピン留学へ行く前はいろいろと不安を抱えていました。
ですが、実際に行ってしまえば、あの悩んだ時間は何だったのかと思うくらい、充実した時間を過ごせました。
最終的には、なんとかなると信じることが大切です。
皆さんの不安が少しでも解消されると幸いです。