【フィリピン留学】意外と知らない現地で支払う費用について

フィリピン留学

フィリピン留学では、留学費用・航空券代・保険代だけでなく、現地で支払う費用があることはご存知ですか?

もしこの費用を計算していないと、いざ現地に到着したときに

「アレ?お金が全然足りない…」

なんて事態になりかねません。

そこで今回は、一体どれだけのお金が必要になるのか、現地で支払う費用についてご説明します。

現地支払い費用とは

現地で支払う費用は以下の通りです。

  1. ビザ延長費
  2. SSP(特別就学許可証)
  3. ACR-Iカード(外国人登録証)
  4. 電気代・水道代
  5. 教科書代
  6. 学生証
  7. 寮の保証金

支払いは全てフィリピンペソになります。

フィリピンへ現金を持っていく際には、事前に現地費用をフィリピンペソから日本円に換算し、日本円を準備する必要があります。

そして、フィリピンに到着してからショッピングモールで日本円をフィリピンペソに両替します。
その際の両替の案内は、現地スタッフが行います。

日本の空港で日本円をフィリピンペソに事前に両替する方がいますが、これは絶対にNG!
めちゃくちゃレートが低いので損することになります。

それでは、ひとつずつ内容を見ていきましょう。

ビザ延長費

日本人の場合、フィリピンに入国から30日間はビザの費用がかかりません。
30日以上滞在する場合には観光ビザを延長する必要があります。

ビザ延長手続きは全て学校が代行してくれます。

 ●滞在期間別ビザ延長費用 4週間  無料
8週間  4,130ペソ(約9,000円)
12週間 9,730ペソ(約21,300円)
16週間 11,130ペソ(約24,400円)
20週間 14,760ペソ(約32,300円)
24週間 16,160ペソ(約35,400円)
(1ペソ2.2円で計算)

※学校によって、申請代行の手数料が異なります。

SSP(特別就学許可証)

SSPとは、外国人がフィリピンで留学をする際に必ずフィリピン政府に申請しなければいけない証明書です。
滞在期間の長さに関わらず、取得しなければいけません。

一週間の短期留学でも申請が必要になります。
一度、取得すると6ヶ月間有効です。

取得にかかる費用は、およそ6500ペソ。
こちらも語学学校への手数料も含まれています。

SSPは学校ごとで申請を行うため、他の学校へ移った場合は再度SSP申請を行う必要があります。

ACR-Iカード(外国人登録証)

外国人登録証は、2ヶ月以上滞在する学生から必要となります。
留学期間が8週間以下の場合には取得の必要はありません。

取得にかかる費用は、およそ3300ペソ。
ただし、途中で留学期間を延長をして留学期間の合計が8週間以上となった場合、再度SSP(外国人登録証)の申請が必要となります。

8週間以下の滞在の方は、延長する際にはこの点に注意しましょう。

※ビザの延長、SSP・ACR-Iカードの取得は、学校が代行して申請してくれます。

電気代・水道代

学校によって費用は異なりますが、電気代・水道代が掛かります。
使った分だけ支払うシステムのところもあれば、定額料金というところもあります。

フィリピンの電気代は高いので、定額料金だと安心です。
複数人部屋の場合、使用した電気代は人数で割るところもあります。

目安としては、1週間700ペソ~です。

教科書代

学校の授業で使用する教材は、学校が提供してくれます。
生徒の英語レベルや目的に合わせて、教科書を選ぶため、人によって教科書の費用は様々です。

教科書代は、ページ数の多いものは、比例して高くなります。
またテスト対策の教科書もほかと比べてやや高めです。

学校によっては、教科書の購入を必須としないところもあります。

学生証

学生証は、学校で発行してくれます。
身分証明や学校ゲートでのパスとしても使われます。

この学生証は、バスに乗ったり、ジムへ行く際に学割が効くので意外とお得です。
なので、常にお財布の中に携帯しておきましょう。

学生証発行費用は、200ペソほどです。

寮の保証金

寮のデポジットになります。
万が一、部屋の備品や設備を破損した場合には弁償する必要があります。

退寮時に何も問題がなければ、そのまま全額返金してくれます。

金額は学校によって大きく異なるため、事前に確認しておきましょう。
2500ペソ~というところが多いです。

また、日本円で保証金を預かってくれるところもあります。
卒業時にフィリピンペソでお金が返ってきても使い切れないので、日本円で預けるのがおすすめです。

その他の費用

費用 お小遣い
ピックアップのサービスを利用する場合には、その費用も含めて現地支払い費用を準備する必要があります。

また現地でのお小遣いも準備しておきましょう。
極端な話ですが、学校から出なければ、お小遣いは必要ありません。

しかし学校によっては、週末食事が出ないところもあります。
お金はほとんど使わないと決めていても、少なくとも1ヶ月1万~3万円以上は用意しましょう。

留学中は友達や先生と外食したり、旅行へ出かける機会もあります。
そのときにお金がなく、せっかくの機会を我慢して過ごすのはもったいないです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

意外と現地で支払う費用が多いことに驚いている方がいるかもしれません。
それを知らずに来るとお金が足りず、留学中の過ごし方や留学後の予定にも影響します。

ちなみに、クレジットで現地費用の支払いはできませんので注意しましょう。
ATMでフィリピンペソを引き出すこともできますが、一度に引き出せる限度額が1万ペソのところがほとんどなので、何度も引き出すと手数料が高くつきます。

また学生の中には、持ってきたクレジットカードが使えなかったという人もいます。
何かあったときは現金が強いので、クレジットカードはあくまで非常用程度に考えておきましょう。

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