フィリピン留学において学校を選ぶときに忘れがちなポイントなのが、食事。
留学なのになぜ食事が大事なの?とピンと来ない方も多いでしょう。
それは、日本にいてはわからないんです。
フィリピンに来てからその重要性に気付くのです。
もう日本に帰りたい…
なんてことにならないために、ここで食事の重要性を理解しておきましょう!
フィリピン留学の食事事情
まずは、基礎知識から。
学校にも寄りますが、ほとんどのところは毎日食事が3回提供されます。
そして、掃除や洗濯も週2~3回行われます。
身の回りのことは、全て学校がしてくれるため、留学中は勉強に集中できるベストな環境です。
ですが、ここで注意が!
週末は、食事が提供されないところもある
週末、出掛ける生徒が多いので敢えて食事を提供しないと学校もあります。
週末も学校にこもって勉強したい人や部屋でゆっくりしたい人にとっては外食したり、スーパーで週末の食事を準備しないといけないのは正直、面倒です。
それに余計な出費も掛かります。
そいういったこともあるので、食事が毎日3食提供されるのか、週末の食事はあるのかどうかはしっかりチェックしておきましょう。
フィリピン料理は意外と美味しい、だけど…
フィリピン料理と言われて、何を思い浮かべますか?
何もイメージが浮かばない人が多いのではないでしょうか。
そのため、口に合わなかったらどうしようと不安になる方もいるかと思います。
驚く方もいますが、フィリピン料理は日本人の味覚に合います。
この味なんか日本っぽいかも!と。
その反面、問題もあります。
油っぽいものが多い!
とにかく、フィリピン人は揚げ物が大好きです。
その中でも特にフィリピン人が愛して止まないのは、フライドチキン。
毎日食べても飽きない国民的フード。
そして、味が濃い!
味付けが塩辛かったり、甘すぎたり、酸っぱかったり…
そんな訳で毎日食べるのはちょっとしんどいです。
学校によって食事の質は違うのか?
だいたいどこも同じだろうと思っている方もいるかもしれませんが、それは大きな間違い。
全然、違います!
ではどう違うのか、一番わかりやすい例で見ていきましょう。
韓国人経営の場合
フィリピン留学で最も多いの韓国人経営。
韓国人の学生が中心のところは、韓国人が好むようなメニューが中心になります。
キムチが毎日出るのは、もちろんのこと。
そのキムチがまた日本と違って酸っぱい!
これ腐ってない?って心配になるくらいですが、それが本場韓国の味。
全体的に辛い料理になりがちです。
辛いのが好きな人は良いですが、苦手な人はけっこうキツイです。
韓国人経営の学校は、格安留学を売りにしています。
なので、食事のコストは極力カットしています。
全体的に食事の質が低いのは、避けられません。
品数が少なかったり、レパートリーが少なくて週に何度も同じメニューが出るなんてこともあります。
日本人経営の場合
生徒の国籍のメインがが日本人であることから自ずと食事は日本人の好みに合わせた味付けや内容になります。
日本食を毎日提供するような学校もありますが、留学費用もそれなりにします。
ですが、そうでないところでもフィリピン料理を食べやすくアレンジしてくれています。
日本人経営の場合、食事の管理が行き届いているところもあります。
フィリピン人のキッチンスタッフに日本料理を教えたり、揚げ物の頻度を調整したり。
実際に油っぽい食事が体に合わなかったり、お腹を壊したりという生徒は意外にいるので、食事をしっかりと管理してくれている日本人経営の学校のほうが安心です。
学校選びに失敗しないために
各学校のホームページでは、食事の内容を掲載しています。
そこでどんな食事が提供されているのか必ず確認しておきましょう。
食事に自信のあるところは、頻繁にSNS等で更新しています。
逆に、食事に自信のないところはあまり進んで掲載しません。
フィリピン料理や韓国料理が中心のメニューになっている場合には、要注意です。
あとは、語学留学の総合サイト「SchoolWith」の各学校の口コミで食事の評価を確認しておくことも有効です。
非常に参考になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
食事は、勉強への活力であり、モチベーションに大きく繋がります。
最大限の学習パフォーマンスを発揮したいのであれば、妥協しないほうが良いでしょう。
留学費用の安さで学校を選ぶ方は、食事の質は期待していくと痛い目に遭います。
安いということは、何かしらコストをカットをしていたり、理由があります。
実際、食事が合わなくて、留学中ずっと下痢だったり、日本では全く風邪ひとつ引かないような人が体調を崩すこともあります。
学校の食事がひどくて、カップラーメンばかり食べている生徒もいます。
そのような環境で耐えられますか?
学校を選ぶときには、「食事」というキーワードも是非覚えておきましょう。