留学先のひとつとして選ばれるフィリピン留学。
しかし、フィリピンでの生活をイメージできない人が多いのではないでしょうか?
プラスな面もあれば、マイナスの面もあるフィリピン留学。
留学するのであれば、そのどちらの面も知っておくべきです。
そこで今回は、フィリピン留学のデメリットについてお話します。
治安が悪い
観光地や人が集まるような場所では、ひったくりやスリ等の犯罪が多いです。
また場所によっては、治安の悪いエリアもあります。
しかし、そういった危険から身を守ることは可能です。
例えば、治安の悪いエリアに近づかない、夜遅くまで出歩かない、高価な物を身につけない、携帯や財布をポケットに入れない等です。
しっかりと自己管理をして、日本と同じような意識で過ごさないことが大切です。
学校で生活する分には、危険にさらされるようなことはありません。
24時間警備員を配置したり、防犯カメラや番犬等で厳重に監視されています。
フィリピン訛りがある
どの国籍にも言えることですが、英語には訛りがあります。
フィリピンの場合、英語がクリアで聞き取りやすいのが特徴です。
そのため、他の国へ行った時に現地の英語が聞き取れないことが起こることがあります。
しかし、英語初心者の場合、最初からそこまでのスキルを求めていないので、フィリピン訛りを気にする必要はないです。
英語上級者でネイティブな発音を身に付けたいのであれば、ネイティブの講師がいる語学学校へ行くか、欧米への留学を検討してみると良いでしょう。
ネットが遅い
年々、ネットの回線は改善されていますが日本と比べると、やはりネットの速度は遅いです。
マニラやセブの都心部は、速い傾向にあります。
また学校敷地内でも、場所によってネットの強いところと弱いところがあります。
とはいえ、問題なくネットで検索やSNSで日本にいる家族や友人と連絡を取ることは十分にできます。
ネットをサクサク使いたい時には、ネットが強い街中のカフェやレストランで過ごすというも方法もあります。
食事が美味しくない
基本的に学校で提供される食事は、韓国人経営の学校であれば、フィリピン料理と韓国料理がメインです。
フィリピン料理は、野菜が少なく、脂っこくて濃い味付けが特徴です。
学校によっては、そういった食事を工夫しているところもあります。
日本人経営の学校や生徒の大半が日本人であるようなところは、日本食を提供したり、日本人でも食べやすくフィリピン料理をアレンジしています。
学校選びの際は、そういった点も考慮して選ぶことをおすすめします。
インフラが弱い
近年、急速な経済発展をみせるフィリピンですが、インフラはまだ十分に整っていません。
ほとんどの学校では、トイレットペーパーを水に流すことができず、トイレの横にあるゴミ箱へ紙を捨てます。
またシャワーを浴びる際に、水の温度が低かったり、水圧が弱いというところもあります。
そんな中、日本の生活と変わらないようなサービスを提供している学校も登場しています。
少し価格は高くなりますが、生活にストレスを感じたくない方、お金に余裕のある社会人やシニアの方はそういった学校を選ぶのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フィリピン留学のイメージは、少しは湧いてきましたか?
日本の生活を基準に考えると、どうしても劣っている面が多いかもしれません。
それがあまり気にならないという人には、フィリピン留学はとてもおすすめです。
英語学習だけでなく、生活の質にもこだわりたいという方は施設重視の学校を選びましょう。