【ツッコミどころ満載】ターラックのお祭「KAISA FESTIVAL」

ターラック情報

ターラックで年に一度行われる街のお祭り「KAISA FESTIVAL」

ただの祭りだとと思って行ってみたら、まさかの驚きの連続。

そこで今回は、ツッコミどころ満載だった地元のお祭りの様子をお伝えします。

KAISA FESTIVALは、ツッコミどころ満載だった

KAISA FESTIVAL

KAISA FESTIVALとは、ターラックの街で毎年行われるお祭りです。

以下、お祭りのツッコミどころをご紹介していきます。

3日前に指定休日が発表される

そもそも、KAISA FESTIVALの事を知ったきっかけがこれ。

KAISA FESTIVALが行われたのは、1月18日(金)。
その日が指定休日になるという発表が3日前に市役所から発表されました。

いやいや、もう少し前から予定がわかっていたでしょ!
と言いたいところですが、これがフィリピン。

ある日、突然休日が発表されます。

しかし、誰もブーブー文句を言いません。
フィリピン人にとっては、むしろこれはラッキー。

フィリピン人はお金を稼ぐことよりも、休むことを選ぶ国民なので問題ないのです。

4時間遅れでパレードが始まる

パレード
お祭りのメインイベントとなるパレードが始まるのは、1:00pm。

しかし、時間について友人塾の校長からこんなアドバイスがありました。

「少なくとも2時間は遅く行くべき。」

その意味を現地に到着して、知りました。

(もう3:00pmなのに、まだ始まってない!?)

目の前には、現地の人がいつ始まるのだろうと立ちすくむ様子が。
そして、私もそこから2時間待つという絶望を味わいました。

実はフィリピンでは、予定が時間通り行われないのが通常。
特にイベントやパレードは大幅に遅れます。

日常生活でも約束の時間に遅れるのは、もはや常識。

なので、フィリピンではフィリピンタイムなるものが存在し、約束の時間を決めても暗黙の了解で遅れることが前提なのです。

パレード車は、手作りでデコレーションしたトラック

パレード

予定時刻から4時間遅れること、やっと始まったパレード!

ターラックの街にあるお馴染みのレストランや様々な企業が参加。

パレード
パレード車の上にいるのは、従業員やその関係者。

有名人が乗っているわけではないのに、車が通るたびにすごい声援!

ちなみに、一番盛り上がった車は「SOGO HOTEL」
その理由は、デコレーションがすごい訳ではなく、フィリピン全土にあるラブホテルのチェーン店だから。笑

会場が異様な熱気に包まれました。

パレード

どのパレード車も個性的で煙が出たり、飴やドリンクを提供する演出をするところも。

その雰囲気は、まさに高校の文化祭。

パレードのトリに市役所の車が走り続ける地獄

唯一、微妙な空気が流れたのが市役所関係の車が何のデコレーションもなく、何十台も過ぎていく時。

ターラックのイベントだけれども、誰も市役所の車を見ても面白くないわけで。

これをトリに持ってきた判断がある意味すごい。

多くの人がその場からあっという間にいなくなりました。
ちょっと可哀想…

夜の音楽ライブもツッコまずにはいられない!

ライブ会場

パレードの後、夕食を食べ、夜の音楽ライブにも参戦。
ちゃんと予定時刻より遅れて行きました。笑

会場は、超満員。

フィリピン人アーティスト
バンド名「The reserves」

ボクシングで有名なマニー・パッキャオ似のボーカル。
しかし、そんな彼に不運が…

マイクの声が入っていない

それはライブではあっていけない悲劇。

演奏だけが虚しく会場に響く。

しかし、誰も対応しようとしない周りのスタッフ。
ま、まさか気づいていない!?

自分の耳がおかしいのかと疑うほど、周りが無反応。
そして、5分程経ってからやっとマイクが復旧しました。

ライブで一般人が歌い出す

ライブ

アーティスト名「Jason Fernadez」

右側がアーティストのJason Fernadez。
この方の曲は、フィリピンに暮らしている人なら聞いたことがあるかもしれません。

私もこのひとの名前は知りませんでしたが、歌を聞いた瞬間、アレ?聞いたことある!となりました。

ちなみにジェイソンさんは、めちゃくちゃ歌が上手です。
言うなれば、日本の秦基博。

ギター一本でひとを魅了します。

トークも秀逸で、会場はドッカンドッカン大ウケ。

極めつけは、ライブに来ていた人をステージに呼んで一緒に熱唱。

写真左側の男性は、指名された一般の男性。
プロのアーティストと大勢の観客を前に全く動じず、逆に音頭をとって会場を盛り上げました。

フィリピン人のノリの良さ、尊敬します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

想像の斜め上をいくフィリピン。
何で!?と思うような出来事が次々に起こりました。

それがフィリピンのリアルであり、また嫌いになれない魅力なのでしょう。

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