フィリピンの食べ物と言われても、いまいちピンと来ない方も多いでしょう。
しかし、フィリピンには美味しくて魅力的なフードがたくさんあります。
せっかく来たなら、食べなきゃ損。
それを知らずに帰るのははもったいないです。
そこで今回は、フィリピンに来たなら一度は食べておきたいマストフード５つをご紹介します！
ラカタン
フィリピンを代表する食べ物と言えば、そうバナナ。
フィリピンのバナナは、甘い・安い・美味しいの三拍子がそろったパーフェクトフードです。
日本人が現地のバナナを食べるとその美味しさに驚きます。
それもそのはず。
フィリピンの本当に美味しいバナナは、日本では出回っていません。
私たちが日本で食べるフィリピンのバナナは輸出用に育てられた品種で、本場の味ではないのです。
フィリピンでメジャーなバナナは、ラカタンと呼ばれる種類です。
キングオブバナナの名に相応しく、濃厚な味と香りが特徴です。
どうですか？
本場の味のバナナを味わってみたくなりませんか。
パンデサル
庶民のパンとして愛されるパンデサル。
パンデサル屋さんは、どこのお店も24時間営業でいつでも焼きたてが味わえます。
味はほんのり甘く、ソフトな食感です。
中毒性があり、何個でもパクパク食べられます。
そのまま食べても十分に美味しいですが、
ジャムを付けたり、アイスクリームを挟んでもGood！
値段は、１個２ペソ。
ついつい多く買ってしまいます。
友人塾でもときどき朝食やおやつとして出していて好評です。
うちでは、カラマンシーのはちみつやウベジャムを塗ったり、スクランブルエッグを挟んで食べます。
パンデサルは食べ方のアレンジがしやすく、楽しみ方もいろいろです。
バロット
フィリピンで最も魅力的？な食べ物といえば、間違いなくバロットでしょう。
バロットとは雛が孵化（ふか）する前の卵です。
友人塾で滞在している学生からリクエストがあり、皆で食べることになりました。
食べ方を教えてくれるのは、夫のテリーと同じくらいバロットを愛しているマーリン。
学生一同、動画を撮りながらレクチャーを受けています。
卵の先端を軽く割り、そこから少しずつ殻を割っていきます。
10円玉ほどの穴ができると、そこでまずバロットに含まれるスープをゴクリ。
そのスープが一番美味しいのだとか。
そして、最後まで殻をむいていきます。
食べる際に、塩や酢をつけてもOKです。
食べ方は人それぞれで、ひとくちで丸ごと食べる人もいれば、卵の黄身部分だけを食べる人もいます。
食べる前のなんとも言えない表情。
見つめれば見つめるほど、食べることをためらってしまうので
何も考えずにパクッといきましょう。
女子も果敢にバロットにトライしています。
今年の学生は、好奇心旺盛で度胸がありますね。
結果的に全員バロットを完食しました。
これでフィリピンの経験値大幅にアップ！
まだフィリピンに来て３日目なのにバロットを制覇するとは…
（彼らには絶対言えませんが、私はフィリピン３年目なのにまだバロット未経験）
大したもんです。
ハロハロ
ハロハロとは、氷にウベのアイスクリーム、プリン（レチェフラン）、カラフルなゼリー等をトッピングしたかき氷です。
聞いたことがある人も多いと思いますが、ハロハロはフィリピンの国民的スイーツです。
そんなハロハロには歴史的背景があり、日本からかき氷、アメリカからアイス、スペインからプリンが伝わり、ひとつの器にのっているのです。
ちなみに、ハロハロの名前の意味は「混ぜる」です。
その名の通り、食べる際に全てのトッピングをかき混ぜます。
見た目はあれですが、混ぜることで味がひとつになり、絶妙な味になります。
友人塾ファミリーのテリーは、「KUYA J」のハロハロが一番美味しいと断言していました。
太ってるテリーが言うんだから、間違いない。
ターラックのSMにもあるので今度検証してみましょう。
ジョリビー
フィリピンで圧倒的人気を誇るファストフード店「ジョリビー」
その人気は、あのマクドナルドを遥かに凌ぎます。
個人的にジョリビーのマスコットの目が生理的に苦手なのは私だけでしょうか。
目が怖い。
人形ならなおさら。
心では笑ってない感じの目。
それはさておき、
肝心なのはジョリビーのパスタとチキン。
フィリピンでシェアNo.1を誇るジョリビーが提供する人気メニューパスタ＆チキン。
どんなものか、食べてみたくなりませんか？
感想を先に述べますと、この経験は一度で十分です。
パスタは、麺が太めでお子様ランチで食べるような甘めの味付け。
その甘さの秘密は、トマトではなく、バナナケチャップを使用しているからです。
フライドチキンは、特別にということはありませんが普通に美味しいです。
付いてくる茶色いソースをつけて食べるのがフィリピンスタイルです。
さらにメニューを見てみるとライスがあることに気づきます。
違和感を感じずにはいられませんが、それはフィリピンでは常識。
マクドナルドでもライスメニューがあります。
そういった日本との違いを体感するために行ってみても面白いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
フィリピンには一度は体験したい魅力的な食べ物がたくさんあります。
今回は、その厳選した５つをご紹介しました。
フィリピンはいろんな意味でネタの宝庫です。
ぜひぜひフィリピン滞在中に現地の食べ物を味わってみてください。
