【フィリピン旅行】乾季限定のピナツボ山の火口湖に行ってみた!

フィリピン旅行

皆さん、フィリピンで観光と言えば、綺麗な海を連想しませんか?
しかし、フィリピンには海以外の自然も素晴らしい観光スポットなんです!

そこで今回は、知られざるフィリピンの山のひとつ、ピナツボ山をご紹介します。

ピナツボ山とは?

ピナツボ山の噴火

フィリピンのルソン島にあるピナツボ山は、1991年6月15日に20世紀最大規模の大噴火をし、1000人以上の犠牲者を出したことで知られています。

噴火の火山灰

この噴火で周辺地域には火山灰が堆積し、あたり一面が灰色に染まったそうです。
その影響で植物は育たず、多大な被害が出ました。

現在は、噴火で出来た巨大な湖を見に、多くの人が訪れる観光スポットになっています。

それでは出発!


ピナツボ山は、クラーク方面に向かって友人塾から車で1時間のところにあります。

今回は、日本から来た大学生の団体を連れて行ってきました。
ちなみ、このときの移動は友人塾のバンを使いました。

早朝4時にゲストハウスを出発し、マクドナルドでドライブスルーをし、車内で朝食。
ピナツボ山の受付場所には、5時過ぎに到着しました。

まだ日は登っていないのに、すでに多くの人が集まっていました。

入山手続きをする

入山手続き

まずはじめに、入山の手続きを行います。

受付で入山費、ガイド費、4輪駆動のレンタルジープ費等を支払います。
年々、それらの費用は人気の高まりとともに上昇しています。

今回、私たちが参加した時には、ひとり約2,000ペソ(5,000円程)でした。
割り勘での計算なので、参加する人数によって費用は多少異なります。

ガタゴト険しい車移動!

ピナツボ山 移動

ピナツボ山へは、4輪駆動のジープに乗って移動します。
何も舗装がされていない、超デコボコな道を風を切りながら、砂埃を上げて30分走ります。

あまりのアップダウンの激しさに助手席に乗っていた学生の首は、取れそうなほど揺れていました。
私も後部座席で天井に頭が擦ることが何度かありました。

冗談抜きで、それくらい車が跳ねます。笑

ジープで川を渡る

途中、川を渡ったり、カラバウ(水牛)の群れに遭遇したりとワクワクが止まりません。
トレッキングの前の移動がすでに楽しい!

トレッキング開始!

トレッキング
いよいよ、ここからトレッキング開始。

少し傾斜のある道を上っていきます。
周りの様子は、岩肌むき出しの山が道沿いに続いています。

小さな川が流れているところをガイドさんの手を借りて、飛び越えていきます。
そんなガイドさんの優しさに感動していたら、ある男子学生が一言。

僕には、一度も手を差し伸べてくれない…」

フィリピン人のわかりやす優しさですね。笑

山道
その後もズンズン進んでいくと、風景がだんだん変わってきました。
木陰ができて涼しい…

この時には舗装された道に変わり、歩きやすくなっていました。

絶景とご対面

タール湖 

30分ほど緑の中を歩くと、ゴールの火口湖に到着。
暑さのせいか、思った以上に体力を消耗しました。

しかし、山道が開け、群青色の湖を見たときには今までの疲れがきれいにふっ飛びました。
自然が作り出した雄大な湖に勝るものはナシ!

火口湖

火口湖のすぐ近くまで降りられるとのことなので、間近で見てみようと最後の力を振り絞り、落差のある長い階段を降りていきます。

疲労で足が震える…

下へ降りると多くの人が地べたに座って、湖を眺めていました。

岩肌の山と深い青色の湖のコントラストが何とも言えない。
ときどき、通り抜ける風が爽やかで気持ちがいい。

いつまでも眺めていたくなるような光景と静けさ。

そんな景色を思う存分、目に焼き付けて、美しい湖をあとにしました。

ピナツボ山へ行く際に準備するもの

持ち物
・飲み物
・マスク、タオル(ジープに乗った時の砂埃よけ)
・お弁当(火口湖で食べれたら美味しさ倍増)
服装
・ランニングシューズ(スニーカーでも可)
・動きやすい服装
・帽子
・サングラス

まとめ

いかがでしたでしょうか?

運動は苦手という人でも、湖までは片道30分の軽いトレッキングコースなので、本格的な用意はいらず、気軽に行くことができます。
また道中に休憩場所があるので、体力に自信のないひとでも休みながら歩けます。

気軽に行ける絶景スポットとして、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(フィリピン)へ