せっかくフィリピンに来たなら、いろんなところへ行ってみたくなりませんか?
その行き先のひとつとして、おすすめするのがバギオ。
フィリピンでは珍しい避暑地として有名な観光地です。
美味しいレストランやカフェが数多くあり、標高1500mの景色はこころを癒してくれます。
そこで今回は、ターラックからバギオへのバスで行き方をご紹介します。
フィリピンで初めてバスに乗るという方でもわかりやすく解説しています。
バギオ行きのバス会社は?
ターラックは、マニラとバギオのちょうど中間地点にあります。
そのため、様々なバス会社がターラックを経由しています。
今回は、私が一番よく利用する「ビクトリーライナー」での行き方をご説明します。
ビクトリーライナーのバス停までの行き方は、とっても簡単。
友人塾の目の前でジプニーに乗り、Metro Townまで行きます。
そこからトライシクルに乗り換えて「Motorway」を目指します。
ジプニー22ペソ+トライシクル30ペソ程。
ビクトリーライナーのバス停「Motorway」
こちらがビクトリーライナーのバス停。
すぐ隣にはマクドナルドがあり、早朝出発だと朝マックしていくのもありです。
中へ入ると軽食を買えるお店やコンビニのような売店があります。
朝7時の時点では、誰もいませんでした…
この時間帯には売店しか開いないようです。
店名が「Buy the way」て。笑
さらにその奥へ進むとバスの乗り場があります。
バスは24時間稼働でバギオ行きのバスだけでなく、マニラ行きやクラークに行くバスもあります。
なので、乗るときにはバスのフロントにある行き先をしっかりチェックしましょう。
ちなみに、私は「Baguio」と「Cubao」を見間違えて、マニラに行きかけました。笑
とんでもないミス。
バスの乗り方
フィリピンでは、予約以外を除いて事前にバスのチケットを購入する必要はありません。
席が空いてたら、そのままバスに乗り込み、適当に空いている席に座ります。
出発してからしばらくするとバスの乗務員さんが回ってくるので、行き先を伝えてチケットを受け取ります。
ですが、その時点ではまだ料金を払いません。
後からお金を回収しに来るのでそのときにもう一度行き先を伝えて、そこでお金を支払います。
バギオへ行く場合の料金は、245ペソです。(2018年12月現在)
知らなきゃ損するお得情報!
行き先を聞かれた時に、フィリピンの語学学校で発行した学生証を提示すると運賃が割引になります。
バギオやマニラへ行く場合には、なんと50ペソ引きに!
バス会社によって割引がきくところとそうでないところがありますが、とりあえず提示してみましょう。
やってみる価値は十分にありです!
トイレ休憩について
バギオへ向かう途中、一度だけサービスエリアに立ち寄ります。
休憩時間は、15分が目安。
トイレを使用する際に、使用料5ペソを払うのでこまかいお金を準備しておきましょう。
50ペソ札以上で払うとおつりを返せないと断られる可能性が高いので、出来ればぴったりがベスト。
バスを降りる前にちょっと注意
サービスエリアには、ビクトリーライナーのバスが何台も止まっています。
しかも行き先が同じということもあるので、降りた時にバスの番号は必ず確認しましょう。
じゃないと、迷子になっちゃいます。
私みたいに。
貴重品は必ず携帯すること
トイレに行くわずかな間でも荷物を座席に置きっぱなしにするのは危険です。
せめて、貴重品や取られて困るようなものは一緒に持っていきましょう。
バギオ到着
ターラックからバギオまで約4時間で到着します。バギオにあるビクトリーライナーのバス停は、街の中心地から徒歩圏内のアクセスばっちりなところにあります。
ちなみにターラックへ帰るときもここからバスに乗ります。
帰りのバスの注意点
週末のバギオは特に各地から多くの人が訪れるので、帰りのバスにタイミング良く乗るのは難しいです。
その時間に帰るつもりのバスのチケットが予約がいっぱいで買えないということもあるので、はやくバスターミナルに来て、帰りのバスチケットを先に抑えておいたほうが無難です。
私の場合、夜8時にバスターミナルへ行き、そのときすでに数時間先のチケットもフルブッキングの状態でやっと購入できたのが夜11時50分発のチケットでした…
なので帰りの待ち時間も計算して、行動することをお勧めします。
バスに乗る時に気を付けること
絶対に防寒着を用意すること
フィリピンのエアコンの付いたバスは、冷蔵庫のなかにいるような凍えるような寒さです。
冷房がガンガン効きまくっています。
車内の温度調節ができないのだとか。
なぜ、そうなったの。
バスに乗るときは、現地のフィリピン人も厚手のジャケットを用意しています。
なのでパーカーや長袖のシャツなど羽織れるものを必ず持っていきましょう。
耳栓もしくはイヤホン持参
フィリピン名物と言ってもいいでしょう。
乗車中、よく音楽や映画が流れています。しかも、うるさいと感じる爆音で。
バスによって、当たり外れはありますが、バスの中でゆっくり休みたい人は耳栓・イヤホンは必須です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ただのバスでの移動なのに、様々なカルチャーショックを受けることなるでしょう。
注意すべきことはありますが、フィリピンのバス旅は楽しいです。
日本の長距離バスの運賃と比べると破格です。
フィリピンのバスを乗りこなして、週末にあちこちへ出掛けるのもおすすめです。
ターラックは、旅行に出掛けるには最高の立地です。
クラーク、マニラ、スービックなど他にも日帰りで行けるところは沢山あります。
是非、滞在中にいろんな場所へ出掛けてみてはいかがでしょうか。