滞在時間7時間!徒歩だけで巡るバギオの観光スポット

バギオ情報

11月30日(金)のフィリピンは、ボニファシオデーで祝日でした。

ボニファシオデーとは、スペインの植民地支配からの独立を目指した際の中心人物であるアンドレス・ボニファシオ氏の誕生日です。

という訳で、土日も含めると三連休。
これは出掛けなくては!と友人塾ファミリーで話し合いになりました。

そして決まったのが、もの凄い人混みが予想されるバギオ。
あえて、渦中に飛び込むことになりました。

【2018年版】誰でも簡単!ターラックからバギオへの行き方

バギオ行きのバスに乗る裏ワザ

友人塾 アムカオ
早朝5時。
まだ辺りが薄暗い中、友人塾を出発しました。

ジプニーが走り始めるのが丁度この時間帯。

しかし、私たちはジプニーではなく、バスを待っていました。
バギオ行きのバスを。

裏ワザといってはなんですが、ターラックの中心地にあるバスターミナルに行かなくても、運が良ければここでサクッとバスが捕まえれます。

友人塾すぐのメイン通りは、マニラやバギオ行きのバスが通ります。
実は、友人塾の場所はかなり便利です。

程よく田舎だけど、移動には困らない。

バス バギオ

15分もするとバギオ行きのバスがやって来ました。
幸運なことに、無事に皆で座れました。

充電 スマホ

私たちが乗車したバスは、少しグレードの高いバスで各席に充電用のUSBと軽食用のテーブルが付いていました。
めちゃ便利。

運賃は、287ペソです。

バギオまで片道7時間の大渋滞

覚悟していたことですが、バギオの街にさしかかったところで渋滞に巻き込まれました。

500m進むのに30分掛かるペース…
これで一日が終わるんじゃないかと車内に不穏な空気が漂いました。

いつもなら、週末にバスでバギオに行くと4時間程。

しかし、三連休ともなると約倍の移動時間。
なんでバギオに行くって言い出したんだろう…

バスでの移動は諦めて、途中で下車しました。

徒歩 移動

凍えるような寒さのバスから開放!
外の景色を楽しみながら、歩くほうが気持ちがいいです。

バギオの街の中心地まで1時間歩きました。

教会横でバッチョイを食べるべし!

街に到着したのは1時過ぎ。

お、お腹がへった…

しかし、ここで普通のレストランに行っては面白くない。

そこでおすすめしたいのが、バギオ教会すぐ横にあるバッチョイのお店。

教会に向かって右側にお土産屋さんが沢山並んでいるエリアがあります。

バッチョイ ラーメン

そのエリアの右奥にこちらのお店があります。
見た目は、ただの屋台。

ですが、ここのバッチョイは格別です。
バッチョイとは、フィリピンのラーメンのことです。

以前、バギオに留学していた時に先生からここのバッチョイはバギオで一番だと教えてくれました。

バッチョイ メニュー
メニューは、たったの3種類。

・ノーマルバッチョイ
・卵付きバッチョイ
・チリバッチョイ

チリバッチョイ 辛い
ノーマルバッチョイを注文したつもりが、なぜかチリバッチョイが出てきました。
気にせず、いただきます!

辛ッ!!!!

汗がぶわっと吹き出してくる辛さ。
だけど、お箸が止まらない。

気付いたら、スープまで美味しく頂いていました。

シスターが運営する道の駅

同じく教会横のお土産屋さんエリアの一角に面白いお店があります。

ここはなんと、教会のシスターが運営するお店。

シスター 道の駅

お店の中は、こんな感じでコンパクト。
こちらのお店の特徴は、オーガニックな製品や手作りの商品を取り扱っているところ。

日本でいうところの「道の駅」と雰囲気が似ています。

バナナチップス お菓子
新鮮な野菜からバナナチップス等の手作りお菓子がズラリ。

一部の商品には、生産者の名前が書かれています。
あまりフィリピンでは見ないシステムです。

コーヒー ティー
コーヒーやティー等の種類も豊富。

カラマンシー はちみつ
フィリピンならではのカラマンシーはちみつ。
柑橘系のさっぱりとした味わいです。

ティーと合わせて購入がおすすめ!
ヨーグルトにかけても美味しいです。

他にもドレッシングや手作り石鹸等が売られています。
お土産にいかがでしょうか?

バギオの中心地にあるピンクの教会

バギオ 教会
先程、紹介したお土産屋さんエリアのすぐ隣。
バギオのセッション通りを上った先にピンクの教会があります。

バギオ 教会

建物の内側がうっすらとピンク色になっています。
週末になると混み合う教会ですが、今回は意外にも人は少なかったです。

こちらの教会の見所は、色鮮やかなステンドグラス。
外から差し込む光が反射して、キラキラと輝きます。

時間帯によっては、ミサに参加もできます。
宗教や信仰心の違いを肌で感じられます。

お土産を買うならパブリックマーケットへ行くべし

バギオ パブリックマーケット

バギオで最も活気のある場所「パブリックマーケット」

北ルソン地域で、バギオは野菜の産地です。
バギオや北部の地域で採れた野菜がターラックやマニラへと運ばれます。

実はマニラで購入する野菜は、バギオの野菜の半分ほどの大きさです。
その理由は、輸送中に野菜の傷んでしまった部分を取り除くため。

そんな事を考えながら見ると面白いです。

バギオ ウベジャム

またバギオではお土産として、押さえておきたいのが「ウベジャム」
凄い色だと驚くかもしれませんが、紫いもの自然な色です。

あんこのように滑らかで甘く、パンに付けて食べます。
賞味期限が1ヶ月程なので、購入する際は日付を確認しましょう。

小さいサイズで一本220ペソ~。
お店によって、プライスが異なります。

その他には、革の財布、木彫りのお皿やキッチン用品、手作りのほうき等があります。
どれも自信をもっておすすめ出来ます!

フィリピン人が夢中にさせる公園のアトラクション

バギオの街の中心地にある大きな公園「バーナムパーク」

地元の人や観光客の憩いの場となっています。

早朝には、公園のいたるところでズンバやエアロビクスが行われています。
参加費はチップのみ。

バギオ 自転車
そして、日中になると自転車を楽しむ人で溢れかえります。
バギオの地形上、自転車をこげるような平坦な道は限られています。

また自転車は、フィリピン人にとっては高級品。
バーナムパークは、そんな彼らの夢を叶えてくれる場所なのです。

バギオ ボート

そして、忘れてはいけないのがボート。
バーナムパークの代名詞と言っても、いいでしょう。

公園の中心に大きな池があり、そこでカップルや家族がボートを漕ぎます。

ボート ドラえもん
ドラえもんもどきのボート。

残念ながら、ここにロマンチックさを求めてはいけません。

広場では、ピクニックをしている人たちもいました。
お店で食べ物をテイクアウトして、公園で食べるのもいいですね。

徒歩でも十分にバギオ観光が楽しめる

今までのルートをまとめると以下の3ヶ所です。

  1. バギオ教会
  2. パブリックマーケット
  3. バーナムパーク

セッションロードを下っていくルートです。
道中にはレストランやカフェが所狭しと立ち並び、それらへ立ち寄りながら回るのがベストです。

この3ヶ所を回るだけでもなかなかの見ごたえです。
フィリピンのローカルな雰囲気を感じられます。

人混みは盗難に遭う危険性が高まるので、貴重品の管理には気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

週末のバギオは、タクシーやジプニーで移動するのも一苦労です。
しかし、交通機関を使わずともバギオの主要な観光スポットを巡ることは可能です。

バーナムパークの後、夕食を食べてまだ十分に時間はありましたが、もう満足したから帰宅しようという流れになりました。

バギオで圧倒的な人気を誇るピザ屋さん「GRUMPY JOE」

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