雄大な自然を思い切り満喫できるミナルンガオ国立公園

フィリピン旅行

フィリピンには、ガイドブックには載っていない魅力的な観光スポットがいっぱい!

そのうちのひとつが今回、ご紹介するミナルンガオ国立公園。

雄大な自然が楽しめるスポットとして、近年、注目を集めています。

ここへ来れば、アウトドアのアクティビティを思う存分満喫できること間違いなし!
ミナルンガオは乾季(11月~5月)限定の観光スポットです。

まさに今の時期にお勧めです!

ミナルンガオの場所

ターラックから西へ車で1時間半。
カバナチュアン方面にミナルンガオ国立公園はあります。

道中は緑豊かな平地が広がり、周りの景色を楽しみながら移動ができます。
しかしながら、舗装が整っていない道があり、身体が左右に揺れます。

ミナルンガオへのアクセスは、バンやジプニーをレンタルして向かうのが基本です。
ローカルバスとトライシクルを乗り継いで行く方法もありますが、本数が少なく、移動にかなりの時間を要します。

アクティビティ紹介

ミナルンガオ国立公園には、自然を利用したアクティビティが豊富。
それでは、4つの主なアクティビティを紹介していきます。

イカダで川遊び

ミナルンガオのイカダ
ミナルンガオに来たなら、必ず体験したいのがイカダでの川遊び。

受付で竹作りのイカダを4時間800ペソでレンタルできます。(定員6名まで)

イカダには、屋根付きのテーブルが備え付けてあり、イカダの上で食事を取ることが可能です。
雄大な自然に囲まれながら、イカダの上でくつろげるとは最高の贅沢。

イカダの停留ポイントまで、船頭さんが長い竹の棒を使って、川を移動してくれます。

イカダ
停留ポイントに到着した後は、自由時間。

川で泳ぐもよし。
イカダの上でのんびり過ごすもよし。

岩場から飛び込むのもOK。

川の水は非常に綺麗で、透明度が高いです。
流れはやや早く、流れに逆らって泳ぐのは意外と体力がいります。
全然、前に進まない感じ。

流れるプールのようなイメージでしょうか。

おかげで翌日、凄まじい筋肉痛に襲われました。笑

洞窟探検

洞窟探検
ちょっとしたスリルを体験したいなら、こちら!

受付でガイドをお願いすると洞窟の案内もしてくれます。(ガイド費用300ペソ)
30分程の短いコースですが、侮るなかれ。

綱を使って岩場を登ったり、身体がギリギリ通る狭いトンネルを進んだりします。
私も実際に体験しましたが、想像以上のスリルです。

洞窟探検
こんな高い岩場もガイドさんの補助を使って登れます。

ガイドさんはめちゃくちゃ頼もしいです。
女性に優しめです。

洞窟探検
こんな非日常的な体験が気軽にできてしまうとは、恐るべしフィリピンのアクティビティ。

やらない選択肢は、ないでしょう!

トレッキング

1000段の階段
自然のなかを歩きたい人には、トレッキングもお勧めです。

なんと頂上にたどり着くまでに1000段の階段を登ります。
といっても途中は平坦な道もあり、周りの景色や自然を楽しみながら登れます。

休憩地点
中間地点では休憩所があり、懐かしのアイスキャンデーを販売しています。(1本20ペソ)

アレ、皆ぐったりしてる。

友人塾のテリー

テリー、ちょっと痩せた?

頂上に近づいてくると、自然の雰囲気を台無しにするような軽快な音楽が大音量で聞こえてきます。

こういうところ、すごくフィリピンっぽい。

十字架

頂上では、空の色を映し出した十字架がお出迎え。

片道約30分のコースで、心地よい疲労感と達成感を体感できます。

感動に浸りたいのに、音楽が本当に残念すぎる…

頂上

腰をかけスペースでしばし休憩。
冷たい水が売られているので、こちらでもゆっくり休めます。

川遊びのついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

ジップライン

ジップライン
川の間にロープを張り、滑車を使って滑り降りるアクティビティ。

絶景とスリルを同時に味わうことができます。

ジップライン
滑車で滑る体勢はこんな感じ。
日本のジップラインと滑り方が異なります。

料金は、1往復で200ペソ。
日本では考えられない格安で出来るので、この機会にトライしてみてはいかがでしょう?

ミナルンガオを120%楽しむための3つの心得

ミナルンガオを楽しむには、いくつかポイントがあります。

事前に準備が必要なので、しっかり押さえておきましょう。

朝8:00には到着すべし

ミナルンガオ
写真は、朝8:00の様子です。
すでに3台程バンが止まっています。

なぜ、こんなに早く来なくてはいけないのか。

その理由は、2つ。

1つはイカダの数に限りがあるからです。

こちらのシステムでは、イカダを4時間レンタル出来ます。
そのため、イカダがなくなれば返って来るまで待たなければいけません。

私たちがイカダで帰ってきた時には、イカダを待つグループが現れていました。

2つ目の理由は、場所取り

せっかくイカダの上でのんびり過ごすなら、景色のいい場所がいいですよね。
尚且つ、洞窟探検や飛び込みする岩場に近いところがベスト。

そこを狙うには、早く到着して先に場所を抑えるしかありません。

食べ物は持参せよ

ミナルンガオは観光スポットですが、レストランはありません。
サリサリストアのようなスナックやカップ麺がある売店ならありますが、それだけだとなんだか味気ないですよね。

そんなときは、スーパーで事前にパンやフルーツ、そしてジュースやアルコールを買って、持っていきましょう。

それだけで水上のピクニックが一気に豪勢に。

イカダの上でブードルファイト!

ブードルファイト

皆さん、ブードルファイトはご存知ですか?

フィリピンの軍官学校から伝わるフィリピン伝統の食べ方。

大きなバナナの葉をお皿の代わりにし、その上にごはん、周りにBBQにした魚やお肉を並べます。
野菜も少々。

ブードルファイト

そして、このように手掴みでいただきます!

皆で食事をシェアする一体感は、何とも言えません。
また手で食べることで食欲が倍増。

これ本当です。

BBQ

ミナルンガオでは、魚と肉のBBQを売っているお店があります。
そちらでは白ご飯も購入でき、バナナの葉のお皿も付いてきます。

想像してみてください。

イカダの上で雄大な自然に囲まれて、ブードルファイトをする。

もう素敵じゃないですか。

雄大な自然をバックに、フィリピンの食文化を楽しみましょう。

料金表
・入場料 100ペソ/人
・駐車場料金 50ペソ
・イカダレンタル 800ペソ/4時間(定員6名)
・ガイド 300ペソ
・ジップライン 200ペソ/往復

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ミナルンガオは、自然を120%満喫できるアウトドアの聖地です。

またアクティビティも色々あるので、飽きることがありません。
フィリピンは海だけでなく、川も魅力的なスポットです。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(フィリピン)へ
にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ