友人塾では、5年前から提携している大学と毎年2月と8月に大学生のインターンプログラムを行っています。
そして今回、12名の大学生がここターラックにやって来ました。
一体、彼らがフィリピンでどのように過ごし、何を感じるのか。
滞在中のリアルな様子を連載していきます。
今回は、その第一回目の投稿です!
友人塾のインターンプログラムとは
友人塾では、すでに200人以上の大学生がインターンプログラムに参加してきました。
プログラムの内容は大学により異なります。
今回の大学生の場合、友人塾のゲストハウスに宿泊しながら、現地の市役所、学校、日系企業で4週間のインターンを行います。
その他の大学では、インターン、英語留学、ホームステイ、ボランティア、アクティビティを4週間に詰め込んだプログラムもあります。
注目すべきは、友人塾が提供するインターンプログラムは、大学で単位が認められているということ。
インターン終了時には、正式な修了書が発行されます。
初日は、ショッピングモールで買出し
到着した翌日は、近くのショッピングモールへ出かけます。
そこで購入をお願いするのが以下の3つ。
・折りたたみ傘
・手の消毒液、もしくはウェットティシュ
タンブラーは、インターン先での水分補給に。
折りたたみ傘は、雨季(6月~11月)のフィリピンでは突然の雨に備えて。
手の消毒液やウェットティッシュは、トイレの後や食事の前に使います。
フィリピンでは、常に衛生的に保つよう心がけることがとても大切です。
また学生によっては、現地のお菓子や飲み物を購入するだけでなく、フィリピンのシムフリー携帯を購入する人も。
購入の理由を尋ねると、エンジニア系の学部だから日本に帰った時にバラして遊ぶのだとか。
これには、さすがに驚きました。
ショッピングの後の過ごし方
ショッピングが終われば、自由行動。
スターバックスでフィリピンならではの商品を楽しむもよし。
最新の映画を観に行く学生も。
英語字幕ですが、220ペソ(約500円)で鑑賞できちゃいます。
日本の半額以下。
フィリピンに来たら、映画鑑賞は絶対おすすめです。
映画館のクオリティは日本と変わらず、快適です。
ひとつ違いがあるとすれば、フィリピン人は遠慮なくリアクションをとるところ。
面白い場面は、声を出して笑います。
日本にはない、会場の一体感があります。
ショッピングモール内には、多くの飲食店や売店が並んでいます。
グルメを楽しむ学生のなかには、900mlのフレッシュココナッツミルクを購入する強者もいました。
フィリピンに来たなら、現地でしか味わえないものに挑戦する。
いい心掛けです。
バロット(孵化寸前の卵)を食べたいと志願する学生もいたので近々、友人塾の夕食に登場させようかと。
友人塾での食事の様子
友人塾では、オードブル形式で食事を提供しています。
日本食だけでなく、フィリピン料理を日本人の好みに合うようにアレンジしています。
学生からは、食事の時間が楽しみと言ってくれるほど大好評です。
食事の内容は、学生に合わせて量を多めに提供しています。
学生は肉料理や揚げ物を好みがちですが、健康管理の維持のため、野菜のメニューを積極的に取り入れたり、夕食時には必ずサラダを出したりと栄養バランスの管理を徹底しています。
朝と夜は、みんなで食卓を囲みます。
ここに参加している学生は同じ大学から来ていますが、学部も学年もバラバラでインターンプログラムを通して知り合うことがほとんどです。
友人塾では、夜になると学生がクラブハウスに自ずと集まります。
そこでお互いのインターンの様子を話したり、学校生活や進路について語るシーンをよく見かけます。
そのひと時が滞在中の印象的な思い出だと語る学生も少なくありません。
インターン以外の時間も彼らにとっては、貴重な学びの時間のようです。
インターンスタート
いよいよ、インターンが始まりました。
気持ちを切り替えて、いざ出勤。
市役所組は、毎週月曜日に行われるフラッグシップセレモニーに出席。
ここでは全職員に情報共有のアナウンスや市民の表彰が行われます。
そこでインターン生の紹介も行われました。
200人を前にして、やや緊張気味の学生たち。
朝礼後、市長との挨拶も無事に終えました。
ターラック市役所で年2回のインターンをお願いしています。
毎年のことなので、学生への受け入れ対応もスムーズです。
日本語が話せる職員もいるので、コミュニケーションも安心です。
これから4週間、教育係としてサポートしてくれるレンズ(左)とエイプリル(右から二番目)です。
前回も彼ら二人が学生に付いてくれました。
市役所のインターンに参加する学生には、重要なミッションがあります。
ターラックをより良くするためのアイデアを提案すること。
インターン最終日に市長に直接、プレゼンテーションをする機会があります。
そこで気づきや提案を行います。
そのために、この4週間はターラックのあらゆる場所へ行き、現状把握や現場体験を行います。
市役所は特に積極性が求められる現場です。
どんどんアクションを起こすことで、学びや気づきがあります。
どの現場にも求められることですが、自分で考えてアクションすることが大切です。
お客さんのような気持ちで待っていては、せっかくの環境も活かしきれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
友人塾のインターンプログラムの最初は、このような形でスタートします。
これから現場を通して、いろんな体験をすることになります。
良くも悪くもフィリピンのリアルを知ることになるでしょう。
そこで彼らが何を感じ、どのようなアクションを起こすのか。
傍で見守っていきたいと思います。