前回、こんな記事を書きました。
そのときに、書き忘れていたことがあったんです。
フィリピン人はリズム感があって、ダンスが踊れる。
そこで今回は、実際に私が彼らのダンススキルを目の当たりにした、ターラックのアムカオ村でのフェスティバルに参加したときのことをお話します。
年に一度の「アムカオフェスティバル」
友人塾のある場所は、ターラックのアムカオという地域です。
街の中心地から少し離れた場所ですが、そんなアムカオ村でも年に一度の一大イベントがあります。
そのイベントは2日間に渡って行われ、夜のダンスイベントにはじまり、翌日は町内での美人コンテストやパレードが行われます。
私は、その1日目の夜のダンスイベントに参加しました。
会場は、友人塾から徒歩5分の町内体育館で、こちらは以前、バスケットボールの試合を見たときの会場です。
友人塾で最高齢スタッフの華麗なフラダンス
お祭りの最初の演目は、フラダンス。
友人塾で洗濯担当をしているリータが参加していることは、当日まで知りませんでした。笑
イベントまでの数日間、はやめに帰宅を申し出ていたので、どうしたんだろうと不思議に思っていました。
まさかその早上がりの理由がダンスの練習だったとは!
最初から言ってくれればいいのに。
ちなみにリータは、右側の列のオレンジのスカートを履いたおばちゃんです。
普段は大人しい性格なのですが、この時ばかりはものすごく張り切っていました!
そんな一生懸命な姿に、おもわず感動。
3曲続けて、笑顔で踊るなんて。
友人塾で最高齢の60歳だけど、まだまだ元気!
曲が流れれば、そこはダンスフロア
フィリピン人のリズム感とダンスには脱帽。
曲が流れるとどこからともなく、男性が女性を誘って社交ダンスがはじまります。。
なんてジェントルマンな世界。
ダンスの相手には夫婦という縛りはなく、自由にいろんな人と踊ります。
ステップはいつ練習したんですかと聞きたくなるくらい、お互いの息がぴったり。
テンポの上がる曲がかかれば、周りで見ている大人も子どもも自然と体が揺れます。
ダンスに対してこれだけ自然でいられるのは、陽気さだけではない、秘密があると感じました。
ダンスが踊れる秘密は、学校教育にあり
実はフィリピンの学校では、ダンスに触れる機会がたくさんあります。
朝から大音量でエアロビクスやダンスを踊ったりするのです。
社交ダンスで男女が自然に手を取り合って踊れるのも、小学校から一緒にダンスを習うから。
お互いに恥ずかしがったり、意識したりという気持ちはないそうです。
音楽さえあれば、他に特別な道具が必要のないダンスは、十分な設備が揃わないフィリピンでは手軽に行える運動の一つです。
そのため、ダンスに触れる機会が多くなり、気付けばダンスが踊れるそうです。
友人塾ファミリーでも、キッチン担当のマーリンのダンスはピカイチ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フィリピン人はみんながダンスを踊れるは、本当でした!
そんなフィリピンでは、留学生もダンスに触れる機会に溢れています。
学校によっては、ズンバ(エアロビクスとダンスを融合させたもの)のクラスを提供するところがあります。
またジムや公園で手軽にズンバを楽しむことができます。
一緒に楽しく体を動かしてみてはいかがでしょうか?